●シーメンスのバート?ノイシュタット工場
主に産業用モーターを生産。シーメンスにおいてデジタルツイン実踐の場という位置付けにある(寫真=2點:シーメンス提供)

シーメンスの先端工場

 獨シーメンスがIoT活用を深化させる舞臺が、産業用モーターなどを造る同社のバート?ノイシュタット工場。ここではデジタルツインの取り組みを2段階で推進している。第1は製品や設備の3D(3次元)データなどを駆使した生産シミュレーション。第2は3DデータとIoTデータの連攜だ。

 生産シミュレーションでは、実際に生産ラインを構築する前にデジタルでバーチャルな生産ラインを再現。生産性や品質などを詳細に検証する。後工程での手戻りを防ぐため、高品質な3Dデータを活用。量産開始までの期間やコストを削減する。

 この工場では自社のIoT基盤「マインドスフィア」を使って生産ラインの稼働データを収集。稼働データは単獨で活用するほか、生産シミュレーションで使った3Dデータなどを管理するシステムとも連攜させる。遠隔監視や予知保全だけではなく、「品質不良が起きやすい設計」や「故障しやすい設備」といった深い分析を行い、次期製品へのフィードバックや生産シミュレーションの精度向上なども実現する。

 シーメンスはマインドスフィアを製造業やエネルギー産業など多様な産業向けに提供。データの収集?分析に続く段階として「クローズドライフサイクルデータループ」という概念を提唱する。これにより、IoTでのデータの収集?分析から次に取るべき行動や意思決定を導き出し、その行動や意思決定の結果を再び収集?分析に回すというデータ活用のループを確立する。

 データ活用をさらに加速させる技術としてシーメンスが期待を寄せるのがAI(人工知能)だ。2018年4月にドイツ?ハノーバーで開催された産業技術の展示會では、デジタル世界に構築したロボットのデジタルツインを出展。最適な制御プログラムをAIに學習させ、実際のロボットに適用するデモンストレーションを披露した。

●相互に高めあうフィジカルとデジタル
従來は、デジタルで検証してから現場(フィジカル)に展開する生産シミュレーションが中心だった。今後は、IoT活用で現場からデジタルへのフィードバックなども進む
デジタル世界でAIによってロボットの最適な制御プログラムを學習し、フィジカル世界のロボットに展開する(「ハノーバーメッセ2018」でのデモンストレーション)

コメント0件コメント/レビュー

オススメ情報

「トレンド?ボックス」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー?コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「人は人、自分は自分」という価値観は、文化や経済の多様化を促進した。

阪本 節郎 博報堂 新しい大人文化研究所所長

奖金最高的彩票
<td id="cz0fq"></td><small id="cz0fq"></small>

<output id="cz0fq"></output>
<label id="cz0fq"></label>
  • <dl id="cz0fq"><menu id="cz0fq"></menu></dl>
  • <td id="cz0fq"></td><small id="cz0fq"></small>

    <output id="cz0fq"></output>
    <label id="cz0fq"></label>
  • <dl id="cz0fq"><menu id="cz0fq"></menu></dl>